キーワードは「骨太」と「野暮ったさ」。アメカジファッションでのチノパンコーデ!

アメカジの定番「チノパン」とは

「チノ・クロス」と呼ばれる生地でできたチノパンは、オールシーズン着まわせるアメカジファッションの定番です。元々は軍服や作業場に使われる丈夫な文織物で高級な光沢のある細いとの双糸を縦糸横糸に使い、シルケットサンフォライズ加工を施しカーキ色に染めた純綿織物ことをいいます。元々イギリスで作られていましたが第1次世界大戦の時フィリピン駐留の米軍が軍服用に中国(china)から購入したこと、アメリカに移住してきた中国人たちが作業服として履いていたことなど、チノの名前の由来に各説あります。

時代に合わせて変化するチノパン

画像引用元:Printrest
40年代から60年代のヴィンテージチノは、ゆったりとしたシルエットが特徴です。70年代になるとやや細身のシルエットになり、ボタンフライからジッパーフライが主流になります。このあたりの変化もジーンズとよく似ているので面白いですね。またキャンパス地やダック地を使ったチノパンもあったり、一口にチノパンと言っても様々な顔を見せてくれます。最近のチノはかなり細身に出来ており、どちらかと言うときれいめカジュアルによく使われるアイテムになってきました。ここではアメカジファッションの原点であるヴィンテージチノを使った着こなし例をご紹介します。

ヴィンテージチノをイマドキファッションに取り入れる場合

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ヴィンテージチノ(レプリカ含む)は、ゆったりとしたシルエットが特徴です。ヴィンテージ(レプリカ)とはいえトップスもヴィンテージっぽくする必要はありません。今時のナイロンジャケットとの相性もグッド。基本的にジーンズに合うものはチノパンにも合うので着回しに困ることはありません。ボトムスジーンズにすると暗い色合いの着こなしになる場合に、チノパンを用いると、色のメリハリが楽しめるようになるのでおすすめです。

ヴィンテージチノの定番IVYファッション!

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日本では1960年代にブレイクしたアイビーファッション。アイビーファッションの定番とも言えるチノは、ノータックでもタック入りでもOK。あとは同じくアイビーファッションの定番であるボタンダウンシャツを合わせるようにしましょう。アイビーファッションは、トラディショナルな着こなしをちょっと着崩すテクニックが必要ですが、これにはやはり野暮ったいヴィンテージチノがぴったりです。足元を適当にロールアップするとオシャレ度アップです。

ヴィンテージチノを使ってワークスタイル

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もちろんワークスタイルにチノパンもぴったり。ワークシャツとチノパンそして足元はワークブーツで、誰でも簡単に男らしいワークスタイルが完成します。写真はトップスとボトムスの色味を揃えていますが、デニムシャツ屋ダンガリーシャツなどを合わせ上下の色味が違っても面白い着こなしが可能ですよ。

ヴィンテージチノでアメカジ定番の「A型シルエット」

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ファッションのスタイルにはそのシルエットからA型、I型、Y型の三つに分けられます。Y型はトップスが大きめでボトムスがすっきりしている形、I型は全体にちょうど良いサイズを着こなす最も定番のスタイル、A型はトップスがジャストサイズでボトムスがゆったりとしたスタイルを指します。このA型のスタイルこそアメカジの最も人気のスタイルといえるでしょう。というのもジーンズにしろ、このチノパンにしろ、40年代から50年代にかけてはゆったりとしたシルエットになります。デニムジャケットの着丈が短いものが多いためこのA型こそ、アメカジのスタイルとして定番だと思います。


いかがでしたでしょうか。ここでは定番の着こなしをご紹介しました。ジーンズはよく吐くけど家のはあんまり履かないと言った方もいらっしゃると思いますが、着こなし方は基本的にジーンズと全く一緒です。休日にはジーンズしか履かないと言った方も、ぜひチノパンを使った着こなしにチャレンジしてみてくださいね。

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