夏の定番!ハワイアンシャツ&ジーンズ
夏以外で着用出来ない、シャツといえば先ずハワイアンシャツ、アロハシャツが挙がるでしょう。
しかしながら、間違えるといわゆる「街のチンピラ」風になっていまうので今までアロハシャツを着たことがない人も多いかもしれません。
実は私もそうでした。
アロハシャツにサングラス、足元は雪駄、なんていうのがチンピラの定番のイメージ。
しかしながら、アロハシャツとは元々そんなファッションアイテムではないのです。
ハワイアンシャツの歴史には日本人が強く関わっています。
明治以降日本人は数多く海外へ移住していきました。
その移住先の中にハワイがあったわけですが、彼らは日本持ち込んだ着物を開襟シャツに仕立て直し着用したのがアロハシャツの始まりと言われています。
そこから、現地ハワイの文化と融合し、着物地のシャツを見た現地の人々が、それを真似して市販の着物や浴衣の生地でシャツを作って着るようになったといいます。
夏といえばアロハ、アロハといえば夏!
我々の祖先にも思いを馳せながらアロハシャツを眺めると感慨深いものがあります。
アロハシャツのコーデで失敗しない為、チンピラ風にならない為には
まず涼しげに魅せるということ。
そして当たり前ですが、全体的な清潔感です。
インナーにTシャツは欠かせません。素肌にじかにアロハシャツは失敗の元です。
インナーのTシャツはなるべく柄の無いものをチョイスすれば失敗しないコーデになるでしょう。
色落ちしていながらも清潔感のあるジーンズを選びましょう。
ダメージジーンズでも良いのですが、無難にまとめるにはキレイなジーンズのほうが良いですよ。
ボトムスはチノ、トラウザーでもかまいません。
だってアロハシャツはハワイでは礼服にもなるのですから。
ちなみに冠婚葬祭の際、アロハシャツの柄で選んでいるようです。
葬儀の際には弔意を表す意味で「万物の終わり」を意味するラウハラの葉の柄の入ったもの
結婚式の際には絡まり合いながら伸びる事から「結ぶ」という意味を持つマイレの葉の柄
船出や事業の始まりの際には「偉大なキャリアのスタート」を意味するウルの木の柄の入ったものが良いとされているそうです。
足元はジーンズならスニーカー、ローテクなものが良いですね。
革靴なら、ローファーやドライビングシューズなどもGood!
では、皆さんもせっかくの夏なので、是非アロハコーデにチャレンジしてみてくださいね。
0コメント